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製品情報

BenQモニター 3DLUTキャリブレーション・ガイド

 


BenQ カラーマネジメントモニターは写真編集、動画編集用のモニターとしてより安定した品質を提供し、色の再現性と品質ををより強く訴求しているモデルです。
以下のモデルはCalMAN認証【CalMAN Ready】(およびPANTONEカラー認証)を取得しており、CalMANの3DLUTキャリブレーションに対応しております。モニターの色温度と輝度の経時変化や、パーツ個体差(バラツキ)について、より高精度に色を調整する必要があるプロの現場向けに、制作者の意図する映像を再現できるように、現在の表示状態を測定/判定し、スタンダード基準に映像調整致します。


 

■CalMANキャリブレーションに対応するBenQ CalMAN認証【CalMAN Ready】モデル:
 
-PC270 (終息)
-SW270C (2K SDR/HDRプレビュー)
-SW321C (4K SDR/HDRプレビュー) 

■BenQ製品情報:

SW270C製品ページ:https://www.benq.com/ja-jp/monitor/photographer/sw270c.html
SW321C製品ページ:https://www.benq.com/ja-jp/monitor/photographer/sw321c.html
 

■BenQモニター でCalMAN 3DLUTキャリブレーションを行う為には何が必要ですか?

以下のシステム構成が必要となります。

②CalMAN PCとBenQモニターを接続する為のUSBケーブル(BenQモニターに標準添付)
CalMAN StudioCalMAN Ultimateソフトウェアのいずれかと実行する為のWindows PC
 ※Calman 2019 R3(5.10.2)以降
VideoForge Proパターンソースジェネレータ(推奨)又は※記載の代替案(例)
C6-HDR2000カラーメーター(エントリーモデル)又はX-Rite 1iDisplay Pro

※DavinciResolveソフトウェアとBMD I/Oを搭載したMac又はWinPC環境とCalMAN PCをIP接続
VirtualForgeソフトウェアとAJA I/Oを搭載したMac/WinPC環境とCalMAN PCをIP接続


BenQ SW321C & CalMAN Studio



このガイドでは、2020年1月リリースのCalMAN 2019 R3 Version: 5.10.2 Build: 67リリースを使用しております。
 

CalMANの操作は、CalMANユーザーインターフェースと基本操作のページをご参照下さい。
 

1.ワークフローの選択

CalMANメインメニューで、Open Workflow Template > calibration > 3DLUT を選択します。


 

2.キャリブレーションモードの選択

キャリブレーションモードの選択(Select Calibration Mode)で Optimize Display + 3DLUT  を選択します。
※現時点ではLuminance調整を追加で行う必要がある為
 

3.ハードウェア接続

カラーメーター接続、パターンソース接続、BenQモニター接続を行います。
BenQディスプレイとCalMAN PCはUSBケーブル接続が必要です。(ABタイプのUSBケーブルはBenQディスプレイに標準添付)



①カラーメーターを接続します

接続するカラーメーターがSpectraCAL C6-HDR2000の場合:
Meter Mode【Target Display Type】ドロップダウンで、LCD(LED PFS Phosphor)-BenQ Monitorsを選択します。



②パターンソースを接続します。

ここでは、PortraitDisplaysのVideoForgeProを使用しています。(他機種の選択肢が幾つかあります)
Windowsサイズ(10%~50%)を設定し、ディレイのOptimizeボタンを押してメーターとパターンソースの同期タイミングを最適化してください。初期値は0.5、最適化すると0.25となります。
Resolutuin:1920x1080p60、Color Format:RGB Full、HDR:OFF



③BenQディスプレイを接続します

- CalMAN PCとBenQモニターをUSBケーブルで接続します。
- ディスプレイモードとして3つのユーザーモメモリーが用意されており、1つのメモリーバンクに対して1DLUTと3DLUTが選択できます。
   つまり、3つのキャリブレーション3DLUTをアップロードできます。
 
※今日現在、1DLUT(Matrix)用のワークフローが用意されていませんので、必ずCalibration1~3の(3DLUT)を選択して下さい。


 
 
4.DDCコントロールとリセット

CalMANはBenQモニターと接続するとモニターのメニューコントロールはCalMANが掌握します。ディコネクトしない限り基本的にモニターのコントロールメニューは操作できません。







3DLUTキャリブレーションを実施する前にDDCパネル内から3DLUTをリセットを実行して下さい。
注:このリセット・プロセスには最大15分かかる場合があります
 

5.キャリブレーションターゲットの設定

■CalMAN設定
CalMANは次の設定に構成する必要があります
色空間:「D65、HD BT.709」または「D65 P3」
ガンマ:パワー2.2
輝度レベル:PCレンジ(0-255)
 
注意:
ビデオレベルからPCレベルへの変更に失敗すると、AutoCal機能が無効になります
パターンソースもPC(0-255)レベルに構成されていることを確認して下さい。

■入力レンジの設定
CalMAN Adovanced SettingでPCレンジに設定のチェックを入れてください。


 

6.プレ・キャリブレーションの実施

BenQモニターの現在のパフォーマンスを測定します。


 

7.ルミナンス設定

DDCパネル内のルミナンスが高い場合、キャリブレーションモードをOptimize Display + 3DLUTにして、連続再生ボタンを押し、Bacightのスライダーを調整してピーク輝度を設定して下さい。
SDRの基準輝度は100nitsですが、環境の周囲光を考慮するためにもっと高い目標を設定する必要があるかもしれません。

80~120cd/㎡-暗い部屋
120~160cd/㎡-ダウンライト照明下の部屋
~200cd/㎡-明るい部屋

※Luminance以外のページはスキップしてください。


        ↓↓


 

8.3DLUTキャリブレーションの実施

BenQモニターを3D LUTでキャリブレーションする場合、1DランプLUTページをスキップし、3DキューブLUTページのみを使用します。



 
3DキューブLUTページで、アクションボタンの右端にあるAutoCal(回転矢印)ボタンをクリックします。
以下の7種類の3D LUTキャリブレーションのタイプを選択し、OKボタンを押して3DLUTキャリブレーションを実行します。


 
①IRプロファイル(時間ベース):
選択した期間で可能な限り最高の品質のディスプレイキャリブレーション3D LUTを作成します。表示品質を30分から最大表示品質(最大6,000ポイント)まで選択します。Intelligent Resolution Profilingを使用して、最も非線形の色空間領域を検索し、それらを最初に修正します。

②IRプロファイル(ポイントベース):
選択した数の測定ポイント(1,000〜10,000ポイント)で可能な限り最高品質のディスプレイキャリブレーション3D LUTを作成します。Intelligent Resolution Profilingを使用して、最も非線形の色空間領域を検索し、それらを最初に修正します。
 
③Lightning LUT:
5分~10分以内にディスプレイキャリブレーション3D LUTを作成します。中程度の直線性を備えたプロ用ディスプレイで非常に高品質の結果を生成します。著しい非線形性を備えたディスプレイでは、わずかな結果しか得られない場合があります。

④Matrix LUT:
RGBCMYの各頂点のみをキャリブレーションします。

⑤その他:Fixed Grid 9Point/17Point/21Point
 
注:BenQモニターにおいては、時間と精度の要因に基づいて、Lightning LUTが推奨されます。
 
AutoCal 3DハードウェアLUTキャリブレーションプロセスが完了すると、CalMANは最適化された17x17x17 LUTキャリブレーションデータをBenQモニターに自動的にロードします。
最適化された3D LUTがBenQモニターにロードされるので、ICCプロファイルを作成する必要性や利点はありません。
 


9:ポストキャリブレーションの確認

アップロードされた3DLUTのパフォーマンスを確認します。
RGBバランス、色域のDeltaエラー値は1.0~1.3前後のパフォーマンスを得ることが可能です。


 

10.セッションの保存とレポートの出力

CalMANで実行したキャリブレーションはセッションを保存し別途呼び出すことが可能です。
保存したセッションの読み込みは、CalMANメインメニューで、Find Calibration Sessionからpdfレポートまたはセッションを選択します。


 
Last Update:2020/3/18